長年、国際機関で働く著者の視点で、国際政治の現場における外交官たちのかけひきや共闘、独特の慣わしやルール、国際社会で働くための心得などを紹介し、そこが実際にどんな世界かを描く。また、国連の人道支援活動の実践をたどり、基本的な理念や制度をわかりやすく伝える。
これから「国際社会」を担う人たちに贈る1冊。
ISBN:9784757143326 C0031 |
こくさいしゃかいではたらく 国際社会で働く - 国連の現場から見える世界 |
定価(税込) : ¥1,980 |
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著作者よみ : | かじ みさこ |
著者名 : | 嘉治 美佐子 著【著書を検索】 | |
出版社 : |
NTT出版
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発売日 : | 2014年9月11日 | |
ジャンル : | 政治一般 | |
判型四六判/0頁 |
目次
序 章 外交官の仕事第1章 世界の行く末は日本の行く末、日本の行く末は世界の行く末
第2章 国際社会の構成員は誰か
第3章 人類の殺し合いはなぜなくならないのか
第4章 普遍的価値を国境を越えて守るためにどんな仕組みが置かれてきたか
第5章 善意の資金をフィールドに運ぶにはどんなチャネルがあるか
第6章 「人間の安全保障」の醍醐味は何か
結 び 国際機関の日本人/ソフトパワーをこうして使おう
著者略歴
嘉治美佐子(かじ・みさこ)東京大学大学院総合文化研究科教授。東京大学経済学部卒業後、外務省に入省。EU日本政府代表部一等書記官、駐ベトナム大使館参事官、国連難民高等弁務官特別顧問、国連日本政府代表部公使などを経て現職。![]() |