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ISBN:978-4-7576-0483-4 C0395

こくほうくのうじきょうのさいげつ

国宝久能寺経の歳月 - 駿州秘抄

定価(税込) : ¥3,850
表紙 著作者よみ : らちぶんえん 
著者名 : 良知文苑 著著書を検索
出版社 : 和泉書院 近刊を見る】【新刊を見る】 【出版社web
発売日 : 2008年10月28日
ジャンル : 日本史(中世)
判型A5/267頁
角田文衞 (本書「序」より) 
「京(みやこ)から遠く離れた駿州、即ち、駿河の国に類(たぐ)いまれな文化財二点が現存している。
 一は、天平感宝元年(749)の聖武天皇の『勅書』であり、いま一は、康治元年(1142)に書写された鉄舟禅寺の紙本墨書法華経『久能寺経』である。両者共、つとに明治年間に国宝指定され学界周知の文献である。にもかかわらず、それらについて徹底的な研究は、未(いま)だ、成されていない。
 良知文苑女史は、平成二年、ゆくりなくも『久能寺経』に出会い衝撃を受け、ひそかに『久能寺経』にまつわる諸々の謎を解明しようと決意された。爾来、起居十余年、初志を貫き研鑽を続け、現段階で許す限りの考察を試みられた。おそらく現在では、これ以上の成果は望み難いと思われる。
 依って、ここに序文を草し、学界並びに読書界に本書を推薦する所以である。」

目次

序 角田文衞
めぐりあわせ
第一章 田中親美芸術 遺されていた手紙/複本製作/模写の世界
第二章 補陀落の山 駿河の久能寺/『久能寺縁起』/『久能寺縁起』が語る『久能寺経』/現存する『久能寺経』/二つの嵐/久能寺再興/久能寺再興の歳月/鉄舟禅寺
第三章 待賢門院璋子 かがよう姫君/花の季/白河の花の宴/花園歌壇/『三奏本』の謎
第四章 欣求浄土 法華経の世界/浄土への道/絆/女院の御願寺―「法金剛院」―
第五章 えにし 西行慕情/女院落飾/西行勧進―「余不軽承諾」―/二人の法華経歌/花散る
第六章 『久能寺経』の考察 久能寺経結縁者系図/縁を結んだ人びと/女房の敬称「殿」/奥書名の筆跡/「質侶荘」と「益頭荘」
第七章 王朝の華 定信の筆「譬喩品」/平安時代の見返し絵/料紙と装飾
第八章 『久能寺経』流転 切断された見返し絵/『久能寺経』伝来の記録/受け継がれてゆく文化財『久能寺経』
『久能寺経』関連略年譜/参考文献目録/図版出典一覧
あとがき

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