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ISBN:978-4-87424-161-5 (4-87424-161-1) C3081

いみろんに

日英語対照による英語学演習シリーズ8 意味論2 - 認知意味論

定価(税込) : ¥2,160
表紙 著作者よみ : すぎもとたかし 
著者名 : 杉本孝司 著著書を検索
西光義弘 監修著書を検索
出版社 : くろしお出版 近刊を見る】【新刊を見る】 【出版社web
発売日 : 1998年11月1日 (2007年9月26日 第3刷 発行)
ジャンル : 講座[一般向け]
判型A5/208頁
本書の構成は大きく次の二つに分かれている。前半(14章〜18章)は認知言語学や認知意味論の基本的な概念や考え方の説明にあてた。とはいえ分量的な制約と筆者のこだわりもあり(おそらくその大半は後者)、その説明で取り上げられていることがらでは到底満足できないと考える認知言語学の研究者の方々も多くいるのではないかと思う。しかし基本的な部分で統一した見解や立場やものの見方を持っていることは非常に重要と考えるので、諸学者に依存する形で筆者なりに到着した立場のようなものを提示することにした。そうすることによって、これから認知意味論を学ぼうとする人々にも、何らかの学問的スタンスを提供できると考えたからである。もちろんそのようなスタンスが納得いくものであるかどうかという問題は実際に言語の意味現象を考察しながら各自考えて頂くしかないと考えている。次に後半(19章〜22章)において、理論的枠組みとしての認知意味論の代表的なものを取り上げた。これらの選択においても割愛せざるを得なかった他の立場や枠組みがないとは言えない。しかし取り上げることにした枠組みは筆者なりに真剣に考えた上での選択で、いずれも認知意味論の重要な考え方やアプローチを代表するものばかりだと考えている。ここでもどの意味論がもっとも納得のいくものであるかといった問題は先の基本的スタンス同様、読者の選択にまかせたいと思う。23章は筆者なりの意味論総括といったところで、これから英語学や言語学を学ぼうとする人々に何らかの参考になればと思って書いたもので気軽に読んでもらえれば幸いである。(まえがきより)

目次

第14章 認知意味論とそのアプローチの特徴
 14.1 認知
 14.2 認知科学のこと
 14.3 認知的なアプローチ
 14.4 主観性
 14.5 統一性
 14.6 意図
 14.7 全体と部分
 14.8 前景と背景
 14.9 脈絡性
 14.10 範疇化とプロトタイプ
 14.11 基本レベル

第15章 範疇化とプロトタイプ効果
 15.1 範疇化
 15.2 古典的範疇
 15.3 定義
 15.4 古典的範疇としての品詞
 15.5 プロトタイプ効果

第16章 認知モデル
 16.1 認知モデルということ
 16.2 構成性の原理を超えて
 16.3 認知能力と意味解釈
  16.3.1 メタファー
  16.3.2 メトニミー
  16.3.3 イメージ・スキーマ
  16.3.4 フレーム
 16.4 認知モデル

第17章 認知範疇
 17.1 古典的範疇を超えて
 17.2 家族的類似
 17.3 ICM (理想化認知モデル)
 17.4 メトニミー・モデルとプロトタイプ効果
 17.5 クラスター・モデル(ICMのクラスター)
 17.6 放射範疇
 17.7 論争概念

第18章 意味の習得の説明に向けて
 18.1 認知言語学の立場
 18.2 抽象的推論とイメージ・スキーマ
 18.3 イメージスキーマ・モデル
 18.4 基本レベル
 18.5 ゲシュタルト知覚
 18.6 鳥瞰図

第19章 認知文法
 19.1 背景
 19.2 CGの意味論
 19.3 プロフィールとベース
 19.4 トラジェクターとランドマーク
 19.5 不定詞・現在分詞・過去分詞
 19.6 完了型プロセスと未完了型プロセス
 19.7 現在分詞
 19.8 CGの意味論について

第20章 メタファー理論
 20.1 背景
 20.2 文字通りの意味とメタファー
 20.3 概念領域の多様性
 20.4 語の多義性とメタファー
 20.5 推論とメタファー
 20.6 複数のメタファーによるターゲットの理解
 20.7 意味論の在り方

第21章 メンタルスペース理論
 21.1 背景
 21.2 コネクター
 21.3 コネクターと照応形(1)
 21.4 コネクターと照応形(2)
 21.5 コネクターと「世界」
 21.6 メンタル・スペース
 21.7 スペースの多様性
 21.8 役割
 21.9 意味論の在り方

第22章 構文文法
 22.1 背景
 22.2 語の意味
 22.3 構文と多義性
 22.4 参与者役割と項役割
 22.5 参与者役割と項役割の融合
 22.6 構文のネットワーク

第23章 エピローグ

著者略歴

杉本孝司:大阪大学教授

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