書籍検索HOMEへ

検索結果

ISBN:978-4-7576-0420-9 C3395

しまづただおちょさくしゅうだいじゅうにかん げんだいたんかろん

島津忠夫著作集 第十二巻 現代短歌論

定価(税込) : ¥15,400
表紙 著作者よみ : しまづただお 
著者名 : 島津忠夫 著著書を検索
出版社 : 和泉書院 近刊を見る】【新刊を見る】 【出版社web
発売日 : 2007年7月25日
ジャンル : 韻文 - 近代・現代
判型A5/519頁
『句のない道』『女歌の論』『現代短歌・内と外』の三部作を軸に、「その後の私の歌論」「現代短歌のレトリック」を編集して収め、さらに初期の歌論を「時代遅れの歌論」として添えた。

目次

凡例/第一章 句のない道―現代短歌、そして古典への架橋― はじめに―現代の見える場所―/一 現代歌人論 (1)塚本邦雄 『装飾楽句』と『夕暮の諧調』/(2)岡井隆 「人生の視える場所」を中心に/(3)馬場あき子『桜花伝承』をめぐって/佐佐木幸綱 『群黎』から『火を運ぶ』へ/二 歌集歌書を読む (1)歌壇と結社 中井英夫『黒衣の短歌史』/(2)異質の女歌 斎藤すみ子『劫初の胎』/(3)鑑賞のたしかさ 山中智恵子『斎宮女御徽子女王』/(4)挽歌の歌集 辺見じゅん『雪の座』/(5)歌と物語と 永井陽子『なよたけ拾遺』/三 小さな歌論 (1)歌壇・歌人・歌集/(2)韻律と写生/(3)現代短歌の悲しみ/(4)流行と不易の間/(5)短歌の可能性/(6)現代短歌と古語/四 短歌の周辺 (1)回想この一冊 『新古今和歌集』/(2)西行と吉野/(3)富士詠の角度と印象/(4)与謝野晶子/(5)山川登美子と小浜の町/(6)山頭火ブームとそのゆくえ/(7)句のない道/五 古典詩論散歩 (1)数奇給へ、すきぬれば歌はよむぞ/(2)今の躰は習ひ難くて、能心得つればよみ安し/(3)詞は古きをしたひ、心は新しきを求め/(4)生得の歌人、生得の上手/(5)する事の難きにあらず、よくする事の難き也/(6)枯野の薄、有明の月/六 古歌逍遙 (1)紀貫之と藤原公任/(2)藤原定家と藤原家隆/(3)二条為世と宗良親王/(4)冷泉為秀と正徹/(5)松永貞徳と木下長嘯子/(6)賀茂真淵と香川景樹/補記/第二章 女歌の論 一 女流の詩人たち/二 女流歌人・女流俳人・女流詩人/三 前衛短歌と女歌/四 女歌のゆくえと男歌/五 現代女流歌人の作品と女歌?T/六 いま女歌を論ずるならば/七 再び女歌について/八 おんなうた;女歌とジヨカ;女歌/九 祭の中の短歌/十 体験と造型/十一 『百囀集』と『豹変』/十二 現代女流歌人の作品と女歌?U (1)憑かれた韻き 山中智恵子小論/(2)ひそかなる挽歌 富小路禎子小論/(3)美しい枷 安永蕗子小論/(4)いづれおになる女ことばよ 馬場あき子小論/十三 女歌群像―歌集を読む― (1)『潮の位置』 小宮利子/(2)『茴香の蘂』 中村暁子/(3)『草昧記』 百々登美子/(4)『樟の木のうた』 永井陽子/(5)『青夜』 松平盟子/(6)『星刈り』 今野寿美/(7)『不思議なねむり』 井上ありす/(8)『はやりを』河野裕子/(9)『繭月』 清原令子/付「女歌群像」のあとに/補記/第三章 現代短歌・内と外 一 和歌から短歌へ (1)和歌から短歌へ―現代短歌の課題―/(2)小林一三と近代の歌人たち/(3)平成二年 佐美雄が、そして文明が逝く/二 俵万智のもたらしたもの (1)口語と口語脈/(2)魔法の杖―俵万智の世界―/(3)いま短歌がおもしろい/(4)『サラダ記念日』の大衆性―そのもたらす意義について―/(5)歌壇・内と外―『サラダ記念日』と『かぜのてのひら』との間―/三 女歌の論以後 (1)『女歌の論』以後/(2)再び「女歌と男歌」について/四 短歌の現在 (1)「箴言」と「うた」との間/(2)連歌に学ぶもの/(3)短歌の現在/(4)〈老い〉の艶/(5)定型よりの視野/(6)結社と結社雑誌/五 歌集論 (1)歌集論序説/(2)歌集論その一―伊林利子『候鳥記』/(3)歌集論その二―小高賢『家長』/(4)歌集論その三―高野公彦『水行』/(5)歌集論その四―光栄堯夫『夕暮の窓』/(6)歌集論その五―佐藤栄子『こころたんぽぽ』/(7)種も仕掛けもある歌集―村田治男『春秋治男伝』/補記/第四章 その後の私の歌論 一 歌の方位―連歌と現代短歌―/二 叙景歌の復権/三 西の文化・東の文化―現代短歌の問題として―/四 名歌と秀歌―二十世紀の秀歌を論じる前提として―/五 再び馬場あき子論 (1)馬場あき子の都会/(2)古典的な花々を見つめて/(3)作歌の年輪―?から阿古父まで―/六 再び山中智恵子論 古典への傾斜―『斎宮志』を中心に―/七 再び岡井隆論 即興と折句と本説と―『神の仕事場』をめぐって―/八 永井陽子論 (1)永井陽子さんへ/(2)夭折の歌人/(3)伊藤邦子氏宛返信案/(4)短歌とエッセイ―永井陽子の世界―/(5)車座/(6)永井陽子没後のこと/九 自然詠と政治詠を結ぶ糸―田井安曇歌集『弥勒』書評―/十 原田昇の遺詠から/十一 解釈と創作―俵万智著『チョコレート語訳 みだれ髪』―/十二 隠れた名歌集/十三 一貫した主張と切れ味―『私という剣』―/補記/第五章 現代短歌のレトリック 一 現代短歌の動向―歌枕・枕詞・本歌取り―/二 本歌取りの歴史―古典和歌にみる本歌取りのルールとその姿―/三 現代短歌のオノマトペ/四 人名をよみ込む歌/補記/第六章 時代遅れの歌論 一 歌と詞書/二 長歌という歌体/三 地歌の効果/四 近代短歌と現代短歌―斎藤史著『現代短歌入門』の書評によせて―/五 現代短歌の問題―うたと詩の断層から―/六 現代短歌と口語の発想/七 他山の石―歌壇の作品から―/八 現代短歌の問題―連作・詩・愛誦歌―/補記/解説
〈第十二巻 月報〉佐佐木幸綱/櫟原 聰/盛田帝子

このページのトップへ