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ISBN:978-4-7576-0994-5 C3395

ろんどんとうろんしゅうそうせきのみたふうけい

近代文学研究叢刊70 『倫敦塔』論集 漱石のみた風景

定価(税込) : ¥13,200
表紙 著作者よみ : とりいまさはる 
著者名 : 鳥井正晴 編著書を検索
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出版社 : 和泉書院 近刊を見る】【新刊を見る】 【出版社web
発売日 : 2021年4月15日
ジャンル : 散文 - 近代・現代
判型A5/682頁
作家・夏目漱石の出発を告げる短篇小説『倫敦塔』を味わい尽くす論集。
本書のために書き下ろした『倫敦塔』論7本は、言語現象、「観光」論、「語り」論など多彩な切り口でありながら、各論者の確かな論究の先に一つの〈塔〉の像が結ばれていくような調和を生んでいる。作品をめぐる漱石書簡、漱石と英文学など、漱石文学を総体的に捉えた論攷も収録。さらに、明治〜現在までの『倫敦塔』研究史と詳細な研究文献目録、『倫敦塔』評釈、机上鼎談を付し、『倫敦塔』研究の可能性を呈出する一冊。

目次

I 『倫敦塔』論  
「『倫敦塔』の言語現象」 特徴的な言語現象と「御殿場の兎」―虚構を可能にしたもの― 木村澄子
帝国と観光―「反語」としての「倫敦塔」― 松下浩幸   
夏目漱石「倫敦塔」論―観光「すること」からの離陸― 宮薗美佳  
「余」の紡いだ 〈英国〉― 夏目漱石「倫敦塔」論― 木谷真紀子
「倫敦塔」再考 ―「余の空想」は誰のものか 廣橋香文
『倫敦塔』の時間と空間―「過去」への眼差しを視座として 古浦修子 
「倫敦塔」への道 ――「帝国文学」という発表の場から―― 長島裕子
「帝國文學」第拾壹卷第壹(抜粋) 影印
「倫敦塔」をめぐる書簡 長島裕子
II 研究史を踏まえて 
『倫敦塔』論の前提― 倫敦塔評釈 鳥井正晴
『倫敦塔』研究史 仲秀和
『倫敦塔』研究文献目録 村田好哉
III 特別寄稿
ウォルター・スコットの明治と漱石 野網摩利子
IV机上鼎談―編集のこと・論評 鳥井正晴・宮薗美佳・司会 古浦修子
一 はじめに 編集のこと i
二 『倫敦塔』論 
三 編集のこと ii
四 研究史を踏まえて
五 おわりに 編集のこと iii
机上インタビュー―木谷さんに聞く 木谷真紀子・司会 鳥井正晴
   
V『『漱石作品』論集 風景シリーズ』始末記 編集委員会

「謝辞」にかえて― 人々との縁(えにし)、という「解」 鳥井正晴

コラム 木谷真紀子

著者略歴

鳥井正晴(とりい まさはる)
現在 相愛大学名誉教授。
学会 近代部会代表(平成2年4月〜平成26年3月)、阪神近代文学会代表(平成11年9月〜平成14年12月)。

宮薗美佳(みやぞの みか)
現在 常磐会学園大学教授。
学会 日本文藝学会、日本近代文学会、日本キリスト教文学会、近代部会代表(平成26年5月〜現在)、阪神近代文学会会長(令和元年7月〜現在)。

古浦修子(こうら しゅうこ)
現在 九州共立大学講師。
学会 遠藤周作学会役員(平成26年9月〜現在)、日本キリスト教文学会関西支部運営委員(平成29年7月〜現在)、日本文藝学会理事(平成30年6月〜現在)、日本キリスト教文学会、阪神近代文学会。

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