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ISBN:978-4-7576-0901-3 C3381

こだいごのぎもんひょうげんとかんどうひょうげんのけんきゅう

研究叢書510 古代語の疑問表現と感動表現の研究

定価(税込) : ¥14,040
表紙 著作者よみ : こんどうようじ 
著者名 : 近藤要司 著著書を検索
出版社 : 和泉書院 近刊を見る】【新刊を見る】 【出版社web
発売日 : 2019年3月20日
ジャンル : 文法
判型A5/504頁
本書は、古代語の疑問表現と感動表現について調査考察したものである。「第一部 疑問係助詞とその表現」では、助詞カ・ヤについて、『万葉集』、『源氏物語』、『今昔物語集』の用例を調査し、この二つの助詞が、疑問表現を構成する場合とそうでない場合のそれぞれの条件を考察した。「第二部 感動喚体句の諸相」においては、さまざまなタイプの感動喚体句について調査考察を行い、古代語には、一語による感動文とは異質の、古代語独特の感動喚体句の形式があったことを主張している。

目次

まえがき

第一部 疑問係助詞とその表現
 序章 疑問係助詞カと疑問係助詞ヤについて
 第一章 係助詞カとその表現
  上代における助詞カ(モ)について
  『万葉集』のカとカモの比較
  『万葉集』の助詞カと助動詞ラムについて
  文末カモの詠嘆用法について
  『万葉集』の「〜ムカ」について
  『万葉集』の「〜ニカアラム」について
  『源氏物語』の助詞カの不定語下接用法について
  『源氏物語』の助詞カの文末用法について
  『今昔物語集』の文末カの用法について
 第二章 係助詞ヤとその表現
  上代から中古にかけての疑問表現形式の変遷
  『万葉集』のヤとヤモの比較
  『源氏物語』の助詞ヤについて
  『源氏物語』の「〜ニヤ」について
  中古における疑問係助詞ヤの脱疑問化について
  助詞ヤの文中用法の変遷
  詠嘆のコトダロウをめぐって

第二部 感動喚体句の諸相
 序章 古代語における感動喚体句の諸相について
 第一章 上代の感動喚体句について
  『万葉集』の無助詞喚体句について
  『万葉集』のハモについて
 第二章 中古の感動喚体句について
  『源氏物語』の助詞カナについて
  『源氏物語』の助詞ヨについて
  「をかしの御髪や」型の感動喚体句について

あとがき
事項索引

著者略歴

1954年生まれ
1980年神戸大学大学院文化学研究科博士課程単位取得退学
修士(文学)
現在 神戸親和女子大学文学部教授
(主要論文)
「『万葉集』の〜ムカについて」高山善行・青木博史・福田嘉一郎編『日本語文法史研究 1』ひつじ書房 2013年
「中古における疑問係助詞ヤの脱疑問化について」神戸親和女子大学総合文化学科『言語文化研究』第11号 2017年

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