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ISBN:978-4-7576-0841-2 C1395

わたしのこてんぶんがくけんきゅう

和泉選書186 私の古典文学研究 - 始めと終り

定価(税込) : ¥2,700
表紙 著作者よみ : かたぎり よういち 
著者名 : 片桐洋一 著著書を検索
出版社 : 和泉書院 近刊を見る】【新刊を見る】 【出版社web
発売日 : 2017年6月13日
ジャンル : 韻文 - 中古
判型四六判/240頁
若き古典文学研究者への遺言
「原典を目ざすという姿勢が何よりも研究の基本になるべきだが、享受した当代と後代の人々の心をも含めた形、つまり民族の心の中に生きた姿のまま作品を把握するために、本文研究・伝本研究は享受史の研究とともにあるべきだと思うのである。」

「京都大学を卒業した昭和二十九年以来、日本古典文学、特に平安時代の和歌と物語に関する論文を数多く書いて来た。もう書き尽したから廃業宣言をしようと思っていたが、書評の類を除いても、まだ少し残っていた。しかも残っていたものは、私の節目節目をなすものであったり、いま最も言いたいことであったので、捨てるに惜しく、ここに心情を吐露してみた。評者の方々の共感を得るかどうかわからないが、私の真情を聞いていただきたいと思う次第である。」

目次

研究篇
 一 平安時代における作品享受と本文
 二 『土左日記』定家筆本と為家筆本
 三 『伊勢物語』の本文と『伊勢物語』の享受
 四 『古今集』における『萬葉集』
 五 藤原定家の三代集
 六 『古今和歌集』と『後撰和歌集』
 七 冷泉家時雨亭文庫の三十六人集
 八 『毘沙門堂旧蔵本古今集注』の本文
 九 住吉大社本『古今秘聴抄』について―『中世古今集注釈書解題』補遺の内―
 十 『枕草子』論序説

随想篇
 一 国文学の衰退
 二 王朝物語の享受と生成
 三 私の国文学者人生―我が生い立ちの記―

あとがき

著者略歴

1931年生まれ。1954年3月、京都大学卒業。1959年3月、同大学院博士課程単位取得。1959年10月、大阪女子大学助教授。1974年、同教授。1987年、同学長に就任。1991年10月、関西大学教授。2002年3月、同退職。現在、大阪女子大学名誉教授。2011年11月、文化功労者として顕彰される。
主な著書 
『伊勢物語の研究(研究篇)』『伊勢物語の研究(資料篇)』『伊勢物語の新研究』(以上明治書院)、『拾遺和歌集の研究(校本篇・伝本研究篇)』『拾遺和歌集の研究(索引篇)』『拾遺抄―校本と研究―』(以上大学堂書店)、『中世古今集注釈書解題一〜六』(赤尾照文堂)、『日本の作家5在原業平・小野小町』『日本の作家7伊勢』(以上新典社)、『小野小町追跡』『歌枕歌ことば辞典増訂版』『古今和歌集以後』『源氏物語以前』(以上笠間書店)、『新日本古典文学大系後撰和歌集』(岩波書店)、『古今和歌集全評釈上・中・下』(講談社)、『伊勢物語全読解』『平安文学の本文は動く』『新校注伊勢物語』(以上和泉書院)

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