中国よ、どこへ行く?
リベラル・マルクス主義からコミュニタリアニズム、社会民主主義、民主社会主義、さらにはリバタリアニズムまで視野に入れている現代中国のリベラリズムであるが、一元化された独裁的権力のコントロール下で「反体制派」として一括りにされ、一部しか日本に紹介されてこなかった。その多面的な全体像を、中国国内外で活躍している主要なリベラリストの論文、日本人研究者の関連テーマの論文から浮かび上がらせる。
[跋]子安宣邦
徐友漁/栄剣/張博樹/劉?フ/許紀霖/秦暉/張千帆/周保松/及川淳子/梶谷懐/王前/水羽信男/緒形康/福本勝清
ISBN:9784865780451 C0010 |
げんだいちゅうごくりべらりずむしちょう 現代中国のリベラリズム思潮 - 1920年代から2015年まで |
定価(税込) : ¥6,380 |
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著作者よみ : | いしいともあき |
著者名 : | 石井知章 編【著書を検索】 | |
子安宣邦 著【著書を検索】 | ||
出版社 : |
藤原書店
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発売日 : | 2015年10月23日 | |
ジャンル : | 哲学(事典・概論・哲学史) | |
判型A5/544頁 |
著者略歴
1960年生。明治大学商学部教授。政治学博士。『文化大革命の遺制と闘う――徐友漁と中国のリベラリズム』(共著)社会評論社2013年、『中国革命のパラダイム転換――K・A・ウィットフォーゲルの「アジア的復古」をめぐり』社会評論社2012年、『現代中国政治と労働社会――労働者集団と民主化のゆくえ』御茶の水書房2010年など。![]() |