書籍検索HOMEへ

検索結果

ISBN:978-4-7576-0764-4 C0074

かぶきにしたしむ

歌舞伎に親しむ - 私の見かた・読みかた

定価(税込) : ¥1,320
表紙 著作者よみ : うえだゆかり 
著者名 : 上田由香利 著著書を検索
出版社 : 和泉書院 近刊を見る】【新刊を見る】 【出版社web
発売日 : 2015年8月26日
ジャンル : 古典芸能
判型四六判/168頁
昨今、歌舞伎ブームと言われる。楽しみ方は様々で、役者の魅力に酔うもよし、ドラマの深さに気づくもよし。本書では、一つの役が演者によりどう変わるのか、作品に隠された意図とは何かなど、独自の視点から綴られる。『女殺油地獄』の与兵衛の不良ぶりは。心理劇『引窓』の主役は誰か。小道具の放つ意味とは。観劇歴40年、本職は精神科医である筆者の目を通した新しい歌舞伎解釈論だ。初心者から“通”まで幅広い読者に贈る書下ろしである。

目次

はじめに
1与兵衛いろいろ 『女殺油地獄』の不良青年――仁左衛門、愛之助、海老蔵 
2義経と鼓 『義経千本桜』――初音の鼓とは何か3俺はお前に別れたくねえな 『荒川の佐吉』――相政を演じた名優たち
4大蔵卿という生き方 『一條大蔵譚』から人生を学ぶ
5桜丸が不憫でござる 『菅原伝授手習鑑』「寺子屋」松王丸の心境
6私は春永贔屓 『馬盥』における春永と光秀
7親子の厳しさ 『伊賀越道中双六』「沼津」に見る父子関係
8美しくない衣裳 美しくない衣裳を纏う役々
9変容する小道具 扇、鉞、碇の変わり方
10鏡さまざま 『京人形』からお岩まで――鏡の明暗
11ちょっと歌舞伎風に 歌舞伎以外で見た歌舞伎味――『半沢直樹』『華岡青洲の妻』
12阿古屋――知らない権利 『壇浦兜軍記』――阿古屋は景清の行方を…
13ものの順序 順序が語る人間模様――『弁天小僧』『魚屋宗五郎』『盛綱陣屋』
14家来が主人をぶつ時は 『勧進帳』『鬼一法眼三略巻』そして玉手御前の謎
15キーパーソンは誰だ 心理劇『引窓』を読み解く
16それでも彼女は生きてゆく 『逆櫓』およしの半生
17偽善者を暴け イイ男たちの本質――『俊寛』丹左衛門、『御浜御殿』綱豊
18『野崎村』のヒロイン お染、お光、もう一人のヒロイン
19愛しの子供たち 健気な子、生意気な子、泣かせる子

著者略歴

昭和38年(1963)京都生まれ。大阪医科大学卒。精神科医。10歳頃より歌舞伎を見始め、大学卒業後より劇評を手掛け、関西・歌舞伎を愛する会発行の『大向う』や歌舞伎学会誌『歌舞伎 研究と批評』等に寄稿。現在、『上方芸能』に歌舞伎評を連載中。十三夜会会員。

このページのトップへ