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ISBN:978-4-87424-464-7 C3082

のだにたいおうするえいごのこうぶん

「の(だ)」に対応する英語の構文

定価(税込) : ¥4,620
表紙 著作者よみ : おおたけよしお 
著者名 : 大竹芳夫 著著書を検索
出版社 : くろしお出版 近刊を見る】【新刊を見る】 【出版社web
発売日 : 2009年11月25日
ジャンル : 文法
判型A5/356頁
【増刷しました】「の(だ)」は外国人学習者には修得しがたい日本語特有の表現であると言われる。「の(だ)」に対応する英語にはどのような構文があり、それらの意味・機能は何なのであろうか。本書は国際的学術動向を踏まえつつ、言語の壁を越えて「のだ」、「のではない」、「のか」、「ので」等の「の(だ)」に対応する英語構文の意味・機能の解明を試みる。【目次】まえがき/第1章 序論/第2章 「の」節の既定性と主題itの指示特性/第3章 「の(だ)」に対応する英語の名詞節補文を伴う構文/第4章 否定文の「のではない」に対応する英語構文/第5章 疑問文の「の(か)」に対応する英語構文/第6章 接続表現の「ので」に対応する英語構文/第7章 結論/あとがき

目次

まえがき
第1章 序論
第2章 「の」節の既定性と主題itの指示特性
  2.1 既定性を表す「の」節と既獲得情報を表すit
  2.2 “That’s all right.”と“It’s all right.”
  2.3 ThatとItの指示特性
  2.4 “That’s all right.”と“It’s all right.”の意味と談話機能
  2.5 “It’s all right.”と「の(だ)」
第3章 「の(だ)」に対応する英語の名詞節補文を伴う構文
  3.1 補文内容の既定化
  3.2 知覚領域に関わる「の(だ)」と認識領域に関わる「の(だ)」
  3.3 知覚領域に関わる「の(だ)」に対応する英語構文: S be NP V-ing構文
  3.4 認識領域に関わる「の(だ)」に対応する英語構文: S be (that)節構文、S take it that節構文
    3.4.1 S be (that)節構文の特性
     3.4.1.1 It is that節構文の意味
     3.4.1.2 It is that節構文の談話機能
     3.4.1.3 It is that節構文の構造
       3.4.1.3.1 分裂文説の批判的検証
       3.4.1.3.2 It is that節構文の構造の同定
       3.4.1.3.3 法助動詞を伴うIt is that節構文の構造
     3.4.1.4 It is that節構文と{That is that節 / That is}構文の比較
       3.4.1.4.1 That is that節構文の意味と談話機能
       3.4.1.4.2 That is that節構文とThat is構文
     3.4.1.5 “It is not that.”と “It isn’t that.”という表現について
     3.4.1.6 S be (that)節構文の意味と談話機能
     3.4.1.7 補文だけが提示される英語構文:
          {NP V-ing / Just that節/ Rather that節 / Not that節}構文
     3.4.1.8 S be (that)節構文と「の(だ)」
    3.4.2 S take it that節構文の特性
     3.4.2.1 S take it that節構文の意味
     3.4.2.2 S take it that節構文の談話機能
     3.4.2.3 S take it that節構文と「の(だ)」
第4章 否定文の「のではない」に対応する英語構文
  4.1 It is not that節構文とNot that節構文の特性
  4.2 It is not that節構文とNot that節構文の意味と談話機能
  4.3 It is not that節構文とNot that節構文と「のではない」
第5章 疑問文の「の(か)」に対応する英語構文
  5.1 「の(か)」に対応する英語構文
  5.2 Which is it疑問文の特性
    5.2.1 Which is it疑問文の構造
    5.2.2 Which is it疑問文の意味
    5.2.3 Which is it疑問文の談話機能
    5.2.4 Which is it疑問文と「{どちら / どっち}なの(か)」
  5.3 Why is it that疑問文とHow is it that疑問文の特性
    5.3.1 Why is it that疑問文とHow is it that疑問文に関する従来の研究
    5.3.2 Why is it that疑問文とHow is it that疑問文の意味と談話機能
    5.3.3 Why is it that疑問文とHow is it that疑問文の異同
    5.3.4 {Why / How} is it that疑問文の形式とHow come疑問文
    5.3.5 {Why / How} is it that疑問文と「{なぜ / どうして}−なの(か)」
第6章 接続表現の「ので」に対応する英語構文
  6.1 「ので」の特性
    6.1.1 「で」の意味と談話機能に関する従来の研究
    6.1.2 基盤、基準、基点としての「ので」の意味
  6.2 原因や理由を表す接続表現「ので」に対応する英語構文:Now that節とIn that節の意味
    6.2.1 Now that節と主節が表す状況の連関
    6.2.2 Now that節の談話機能
    6.2.3 主節の情報を位置付けるIn that節の情報空間
    6.2.4 {Now that / In that}節と日本語の「ので」節の個別性と類似性
第7章 結論
あとがき
参照文献
索 引

著者略歴

新潟大学准教授(人文社会・教育科学系)。博士(応用言語学)、教育学修士。1965年新潟市生まれ。1987年筑波大学第一学群人文学類卒業。1989年筑波大学大学院修士課程教育研究科教科教育専攻英語教育コース修了。1989‐1992年新潟県公立高等学校教諭、1992‐1995年筑波大学準研究員、1995‐1996年筑波大学助手(現代語・現代文化学系)、1996‐2008年信州大学准教授(教育学部)、2001年文部科学省在外研究員(米国ハーバード大学言語学科客員研究員)を経て、2008年から現職。平成7年度財団法人筑波学都資金財団教育研究特別表彰受賞。中学校外国語科用文部科学省検定済教科書編著者。“Semantics and Functions of the It is that-Construction and the Japanese No da-Construction.” (2002. MIT Working Papers in Linguistics. 43. 米国マサチューセッツ工科大学)など論著多数。

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